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それって、単なる思い込み?

2013.10.5 | ,
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From:ハワードジョイマン

From:ハワード・ジョイマン

新千歳空港の出発ラウンジより

この記事を書いているのは、10月3日水曜日の16時24分。
今、3日間のコンサル合宿を終えてこれから静岡に帰るところです。
参加者にとって3日間、お店を不在にするというのはこれまでなかなか無かったようです。

というのも
自分がお店にいなくて、本当にお店が運営できるか?
私がいないとダメなんじゃないか?
スタッフだけではダメなんじゃないか?
このような不安があり、中々お店を不在にできなかったようです。

しかし実際は、社長の不安とは裏腹に、、、、飲食店、美容室、整体院などの店舗経営者が店舗にいることで、スタッフが、自分で考えようとせず、なんでもかんでも経営者に相談をしてきます。

だから、経営者は、余計な雑務仕事が増えてしまい、本来経営者がやるべき
(1)店舗利益を増やすための仕組み作りや
(2)新しいビジネスアイデアの発見
という仕事ができてない場合が多いです。
つまり、店舗には極力出ずスタッフに悩ませ、行動させるほうが、売上が伸びているお店が多いです。

その証拠に、あるラーメン店は、社長が過労で倒れ気づいたら病院のベットの上。新たに病気も発覚し3か月の入院生活になりました。
しかし、この社長の不在がきっかけで、スタッフに私たちがやらなければ、社長が不在時に私らが店を潰したらアカン!と気持ちに火が付き、今では、複数店舗を展開する会社に成長しています。
この例は、入院で強制的にお店にいれないことになったわけですが、意図的にお店を抜けることはできますよね。

実は、今回、コンサル合宿に参加した方も小さいころから先代の経営者から
・店舗を不在にすることは、働いていないのと同じ。
・休むことは悪いこと
などなどの仕事に対する価値観を言われ続けてきたので、頭の中ではそれが常識だったようです。
だから今回、3日間お店を不在にすることなど初めてのことだそうです。

確かに、常に何かの作業をして体を動かしていることが仕事だと思っている経営者にとっては、働いている充実感はあります。しかし、いざ月末になると働いている労働時間の割に、お店にお金が残ってないという場合が多いわけです。

したがって、
・労働に対する価値観、
・収益を上げることに対する価値観が「汗を流して働くことこそ、仕事である」
という考えで、チラシや店前看板などの宣伝活動を始めると、確かに客数が増えて、朝から晩まで忙しく働くようになるので売上は伸びるのですが、依然として、ふたを開ければ儲かってないし、貧乏暇なし状態が続くことになる場合が多いです。

あなたの根底にある労働価値観は?

ところで、ここまで読んでいただいているあなたの根底にある労働価値観はどのようなものですか?
もし、あなたが
・休むことへの抵抗感や稼ぐことへの抵抗感を持っていたり、
・働く時間を減らしながら利益を増やすことへの罪悪感を持ったまま
会社が儲かる仕組みを作ろうと思っても、、、、あるいは実際に作ったとしても、、、、
根底にある労働価値観が、少なからず自社の仕組みに影響を与えているので、売上のアップとともに、労働時間やコストも増える結果となるでしょう。

すると売上のアップは、苦労が増えるだけという本末転倒な結果を生み出す可能性もあります。でも、当の本人は、汗を流して働くことが仕事だという労働価値観があるので、それを改善したいとも思わず、そういうものだと思ってしまうのです。

なぜこのような結果になってしまうのかというと、結局、客数アップのために行うチラシ作り、POP作りを誰がやるかというと、全て自分で抱え込んでしまう経営者が少なからずいるからです。

客数アップのためにチラシをやろう、HP改善を行うことを決めるのは経営者ですが、それをやるのは、店舗スタッフにしなければ、経営者は本来経営者がすべき仕事ができる時間がどんどん減ってしまうからです。

もちろん、人それぞれ価値観があるので、それを良い悪いとは言いません。
しかし、あなたが目指す方向性によって、仕組み化しているつもりでも、経営者が、
・経営者本来の仕事をするための仕組み化、
・売上は下がっても、利益は同じ。
・労働時間は3分の1に減らす
など、自分で意図して仕組みを作らないと、いつまで経っても、本当の意味での改善はできません。

かくいう私も、、、

以前は、スケジュールが埋まっていることに充実感を覚えていた一人です。しかし、休みもなく、産まれた娘と遊ぶ時間も少なかったです。そこで、自分の理想とする働くスタイル、人生スタイルを考えて、それを実現するための仕組みを作り続けています。お陰様で、今は、だいぶスケジュールが白くなってきました。

つまり、労働時間はだいぶ減りました。でも、売上は当時より更に伸びて、会社の利益も増えています。今、札幌から帰る所ですが、札幌滞在中も、海鮮丼を食べたり、ラーメンやスープカレーも食べました。

以前までの私ならば、セミナー開催をしている最中に、グルメを堪能するなんてイケないことなんではないか?このような価値観がありました。でも、色々なお店を見ることで、売上アップの仕組みを学ぶこともできますし、参加者の方にも、「私も仕事しながら全国のグルメを堪能できるようになりたい」という良い刺激を与えることもできました。

つまり、私が当時、抱いていた価値観というのは、実際は、私の単なる思い込みだったのです。

私たちは、人の数だけ色々な価値観があります。でも、それらの信じて疑わない価値観なんて、単なる当の本人だけの「思い込み」が大半です。

人生は選択できる。

あなたは、どんな人生を送りたいですか?私は、あるプログラムを学び、仕事は午前中で終わらせ、午後からは家族や友人と遊んだり、趣味や勉強などの自分を高める時間に使い、それでいて私と同じ中小企業診断士のtop0.5%の方たちの年収1000万円よりも2~3倍の収入を得られる事業構造を作っています。

もし、あなたが実現したいライフスタイル、仕事スタイルがあるのであれば、それを実現するための取り組みを1日1個でもしていますか?そして、あなたが今作ろうとしている儲かる仕組みは、理想のライフスタイル、理想の仕事スタイルを実現するためのものですか?それとも、、、、

今一度、この週末に考える機会になれば幸いです。

ーハワード・ジョイマン

追伸 私はこのプログラムを学び、仕事、家族、趣味、そして、人生のあり方について考え自分でそれらを選択しました。→ レネゲイド・ミリオネア・システムの詳細はこちらをクリック

ハワードジョイマン

テレビ東京の「ガイアの夜明け」をはじめ各種マスコミに取材を受ける、店舗利益最大化コンサルタント。中小企業診断士であり、絵本作家(構想・シナリオ担当)、元お笑い芸人としての経歴をもつ。会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を主催し、独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」で数々の店舗の業績アップをサポートしている。有限会社繁盛店研究所 代表取締役、株式会社繁盛店研究出版 代表取締役。

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