From:小川忠洋
From:小川忠洋
あけましておめでとうございます♪
2013年。今日の話は、あなたに書いているようで自分に言い聞かせているようになった…今年、最初に考えたことだ…
何年か前に、ザッポスの創業者トニー・シェイの本を読んでからずっと心に残っている言葉がある。毎年、1年が始まる頃、その言葉を思い出してしまうほど僕にとっては強い言葉だった…
2013年は二度と来ない。
さぁ、何をするか?
それはこの言葉。「2013年は二度と来ない。さぁ何をするか?」トニー・シェイがある年の暮れに、考えた事だ。その次の年、ザッポスをアマゾンに1000億単位で売却している…
僕らはどうしても、1年というのは何度も何度も来ているイメージを持ってしまう。あぁ、また正月が来たな、、、またこの季節が来たな、去年も来たな、、、来年も来るしな、、、と思ってしまう。
しかし、これは現実ではない。実際は、この年、この月、この1日は何度も繰り返し来ているものではなく、たった一度しか来なくて、スグに過ぎ去って、消えてしまうものなのだ…
まるでビーチの砂を手に取った時、指の間から砂がさぁ~~っと落ちていくように、あなたの手から消えていってしまうものなのだ、、、
そっちが現実であって、僕らが何度も来ていると思ってるのは逆にとんでもない勘違いにすぎない。余命があと1年となったらその意味が本当に初めて分かるのかもしれない…
2013年は二度と来ない…
あなたは何をするか?
売上を上げるために利益を上げるためにやるべき事はたくさんある。顧客にもっともっと貢献するためにやるべき事はたくさんある。家族のためにもやるべき事はたくさんある…
何をやるにせよ。間違いなどはない。
それは選択の問題ではない。何をやると選択したにせよ、一生懸命、全力を尽くせば、最高の充実感を感じることができるはずだ。結果がどうであれ、自分が全力を尽くしている時は、人間は最高の幸福感を感じるようにできている。
間違いがあるとすれば、それは全力を尽くさないことだ。つまらない仕事だ、、、これくらいなら簡単にできる。。、そう思って、自分の能力を全て尽くすことなく、てきとーなレベルでやってしまうこと。いわゆる消化試合のような仕事をすること…
そんな事をして、結果が出たとしても、決して満足はできない。充実感を感じることはできない。これこそ時間の最大のムダである。もし、1年後に死ぬとしたら、そんな事に時間を費やした事を激しく後悔するだろう…
このザ・レスポンスの読者には、ビジネスが成功している人、それなりに儲かっている人が多いようだ。仕事も恐らく、上手くできるんだろう。全力で目の前の事に取り組まなくても、それなりの結果を出すことができるのかもしれない。。。
それでも全力を尽くそう…
自分の能力をカラッポになるまで使い果たそう。常に前回を超えるレベルの仕事をしよう。競合他社ではない。前回の自分と勝負しよう。
僕らが死ぬ時。いくら稼いだか?いくら貯金あるか?と考える人はいない。死ぬ直前に考えることは、自分は充実した人生をおくれたか?という事ではいだろうか?
何に取り組むかの問題ではない。
どう取り組むかの問題である。
2013年は二度と来ない。さぁ、あなたは何をする?何をするにせよ、全力で取り組もう!
-小川忠洋
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