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お金をかけてお金を稼ぐ方法

2012.3.20 | ,
  •  

From:寺本隆裕

 ダイレクト出版

大阪の自宅より、、、

お金を稼ぐ方法には2種類あります。
一つは、お金をかけずにお金を稼ぐ方法。
もう一つは、お金をかけてお金を稼ぐ方法。

多くの人が好きなのは、前者の「お金をかけずに」の方ですよね。
世の中にはこのようなメッセージが溢れていますが、実はこれには害があります。

ただ実際には、そのような方法はいくらでもあるし、
もちろん、かけなくてもいいところにかける必要はありません。
お金をかけずに、「お金をかけた場合」と同じような成果が得られるなら、
それに越したことはない、、、かもしれません。

しかし、、、成果を出す人ほど、
「どうすればもっと、お金をかけることができるのか?」
ということを考えているのです。

例えば簡単なビジネスの公式。
T × C = P
というのがあります。

CはコンバージョンのC。つまり「成約率」。
例えばセールスレターなら、
そのセールスレターを何人に送ったら何人が商品を買うか、
というパーセンテージのこと。

TはトラフィックのT。
そのセールスレターを何人に送るのか?見せるのか?広告するのか?
という数字のこと。

Pはプロフィット。利益のこと。
つまり、成約率の出るセールスレターを作って、
それをできるだけたくさんの人に見せれば、利益が上がる。
という簡単な公式です。

当然の公式ですが、この公式だけ見てみても、成果の出る人と出ない人には、価値観の違いがあります。たとえば成果の出る人は、この左側の数字をできるだけ「早く」いいものにしようと考えます。

コンバージョンを高めるために、、、
・セミナーや教材に積極的に投資して、自分のスキルをアップする
・いいウェブ製作会社に頼んでプロっぽいホームページを作ってもらう
・いいコピーライターを「雇って」書いてもらう
などなど、、、

なぜなら、「早く」コンバージョンを高めれば高めるほど、それにかかったお金はスグに「回収」することができて、回収した後は全部「儲け」になるからです。
あとは、広告をどんどん出したりダイレクトメールをガンガン送ったりするだけで、利益を増やすことができます。

だから、広告費を使えるだけ使ってTの数字をできるだけデカくしたい。
もっと広告費がかけられる広告先を見つけたい。
「どうすればもっと、お金をかけることができるのか?」
ということになります。

一方、成果の出ない人は、この左側の数字をいいものにするために、できるだけ「安く」しようと考えます。あるいは無料、お金をかけずにやろうと考えます。

コンバージョンを高めるために、、、
・ネットに落ちている無料の情報だけで、勉強しようと考える
・とりあえず「安い」セミナーに参加する
・自分でホームページの作り方を勉強して、自分でページを作る
(素人っぽいページを作る)

トラフィックを増やすときにも、、、
・できるだけ無料のものを使う(ブログなど)
・ツイッターやフェイスブック
・その他無料ものを使う
など、、、

その結果:
コンバージョンはなかなか上がらない。
    ↓
だから広告もかけられない。
    ↓
無料でアクセスを集めるしかない。
    ↓
アクセスもなかなか増えない。
    ↓
労働時間だけが増えて大変。
    ↓
利益も出ない。
    ↓
だからお金もかけられない。
そういう悪循環になってしまうのです。

だからもしあなたが、今、「無料で」「お金をかけずに」の方に気が行ってしまっているなら、今日限りでその「反対側」に行くことをお勧めします。

その中でもオススメなもの。
最初にあなたがお金をかけるべきものは、あなた自身のスキルへの投資です。
まずは、最もリターンの大きい「スキル」に投資することです。
スキルが身につけば、それこそ、お金をかけずにお金を稼ぐ方法を、たくさん見つけることができます。

例えばセールスレターのコンバージョンを高めたい、と思ったら、あなたはコピーライティングの「スキル」を使って、文章を変更すればいいのです。お金はかかりません。
ジョイントベンチャーのスキルを使って、お金をかけずにアクセスを集めることもできるわけです。
それが一番の近道です。

あなたは今、こんな未来が理想だ。
将来こんな風になりたい。
そんなものが漠然とでもあるでしょう。

そしてその未来、将来は、できるだけ早く来て欲しいですよね?
20年後、30年後、よりも、
5年後、3年後、または1年後、、、
のほうがいいですよね?

だったら、お金を投資して時間を節約しましょう。
時間を投資してお金を節約するのではなく…お金の使い方が、結果を決めるのです。

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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