From:ジョン・カールトン
From:ジョン・カールトン
あなたの住んでいる地域ではどのように選挙が行われるのか私には分かりませんが、ここネバダ州では、かれこれ2ヶ月も候補者同士の露骨な中傷キャンペーンが繰り広げられています。そして、選挙まであと3ヶ月もこんなことが続くのです。本当にウンザリしてしまいます。彼らは、選挙期間だけは有権者にバラ色の世界を描いてみせます。
ですが、この期間だけの話です。当選すれば、自分が何を約束したかなんてさっさと忘れて政治ゲームに没頭するのです。
マーケティングの世界で彼らと同じことをやれば破滅します。
マーケッターとしてお客さんとの信頼関係を築くためにはあなたはお客さんに約束したことを守らなければなりません。もしそれができなければ、おそらく返金の嵐となるでしょう。
長期的な視点で考えてみましょう。
最初にあなたが見込客とつながったときあなたはその見込客にとってまったく見ず知らずの人間であり、信頼もされていないでしょう。
あなたが信頼に足る人物だと見込客に分かってもらうためには長い時間と努力が必要です。
そして、その努力を絶えず続けなければなりません。でなければ、見込客はすぐにどこかに行ってしまうでしょう。
例えあなたが約束したことをきちんと実行し努力を重ねて十分な信頼関係を築いたとしてもちょっとした間違いを犯しただけでその信頼関係はもろく崩れてしまいます。
信用ほど壊れやすいものはありません。特にマーケティングではいとも簡単に壊れてしまいます。
これは女性との付き合いにも似ていますがビジネスではよりシビアです。ちょっとでも相手の期待を裏切ればすぐにそっぽを向かれてしまいます。
しかし、政治の世界だけは、どうもそうではないようです。彼らは平気で嘘をつきます。公言した約束も守りません。しかも、そのことに対して何の責任も負いません。
にもかかわらず、有権者は凝りもせずまた彼らを選挙で選ぶのです。
自由市場では、嘘をつけば必ずその報いを受けることになります。少なくとも、最終的にはそうなります。ここ数年にわたって特にインフォマーシャルやネットマーケティングにおいて数多くのインチキ商品やペテン師を見てきました。
最初のうちは彼らも市場の支持を得ているように見えました。
しかし、詐欺師がずっと継続してお金を稼ぐことができるほどビジネスも顧客も甘くはありません。
最後には彼らは市場から追い出されてしまいました。追い出されないのは政治家だけです。
教訓:ビジネスの世界において政治に学べることは何もない。
入れるのは票ではなくお金にしたら政治の世界も変わるかもしれませんね。
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