FROM ヤニク・シルバー
今回は、大成功したメンバーシップ・サイトをいくつか運営しているロン・ルイズへのインタビューをお届けします。
メンバーシップ・サイトは、かなりの額をオンラインで儲けることができる、最高の(でもかなり誤解されている)方法の一つなのです。
【質問1】
メンバーシップ・サイトとは何ですか?
メンバーシップ・サイト、コーチング・サイト、メンター・サイトなど、呼び名はいろいろありますが、要するに、「メンバーがサイトにアクセスするのに会費を払わなくてはいけない」サイトのことです。
ほとんどのメンバーシップ・サイトでは、自動的に会費を請求するので、一種のオンラインの継続注文プログラムと考えることもできるでしょう。
それだけで一つの商品となっている場合もあるし、インナーサークルやコーチング・プログラムの一部という場合もあります。
会員は、印刷物のニュースレターやレポート、本などにお金を払うのと同じように、このような特別なオンラインの情報に対して快くお金を払います。
【質問2】
利点は?
まずは、インターネット・マーケティングの「至高の目標」を手に入れる、数少ない方法の一つであることです。「至高の目標」とは、つまり、安定していて、予測可能で、オンラインでお金が入る、ということです。
例えば、毎月2,000円の会費を払っているメンバーがちょうど300人いるとすると、メンバーシップ・サイトからは、毎月60万円の収入が入る計算になります。
私の小規模事業クライアントの中には、本業以外に、自分がやっているメンバーシップ・サイトから400万円の儲けを出している人もいます。
他の利点としては、メンバーシップ・サイトは、初期費用及び間接費用が少ないことです。一度サイトを立ち上げたら、サイトのサイズにもよりますが、通常は、週に数時間のメンテナンスで大丈夫です。また、世界中から365日24時間アクセスしてくるのですから、無限に近い可能性があるということですね。
【質問3】
サイトのテーマを選ぶ際のコツを教えてください。
これは一番重要な問題ですね。適切テーマを選べば、サイトにアクセスして、お金を払うとやかましく言ってくる人たちがどんどん来ますが、テーマ選びを間違えると、始める前から「万事終わり」という感じです。
私からのアドバイスは、そのテーマに興味を示している、カスタマーベースを既にもっているなら、今すぐメンバーシップ・サイトを始めるべきです!
コンサルタントやプロの講演家なら、メンバーシップ・サイトはもう一つの収入源になるでしょう。
ビジネス・テーマは無限にあります。
今成功しているメンバーシップ・サイトの中には、聞いたらビックリするようなテーマのものもあります。
実際のサイトのテーマを挙げると、例えば、ソックス販売、ボールのペンキ塗り、二番目の妻クラブ、花火、背の高い人、ミステリーショッピング、デート、フィットネスなど。
そしてもちろん、金融、マーケティング、ビジネスのサイトはたくさんあります。
「これではダメかな」と思えるようなものでも、テーマや趣味を選んでみてください。メンバーシップ・サイトが始められるかもしれません。
テーマを選ぶ時に特に重要なのは、ただニッチについて考えるのではなく、サブ・ニッチについて考えること。
例えば、車に関するメンバーシップ・サイトは、始めから「お先真っ暗」です。
車についての無料情報が満載の巨大サイトはたくさんあるからです。
でも、1957年型のある車を復元することについてのメンバーシップ・サイトならヒットする可能性はあります。
テーマを選ぶ時に自分に聞いてみて欲しい質問が4つあります。
・テーマは、ニッチか?(もっといいのはサブ・ニッチ)
・同じテーマで成功している情報商材は既にあるか?
・簡単に、費用もそれほどかからずに市場に到達できるか?
・対象市場の人たちはインターネットにアクセスできるか?
これらの質問に対する答えが「はい」なら、リサーチを続けてください。
【質問4】
メンバーシップ・サイトの立ち上げや運営についていろいろやり方があるみたいですが、それぞれの長所と短所を教えてください。
成功する、利益の出るサイトにするのに適切なテーマを選ぶことの次に重要なのは、作成と維持が簡単なサイトにすることです。
簡単にしないと、サイトの構築、更新、管理にすごく時間がかかって、「悪夢」になってしまいます。しかも、あっという間に。自分でやったことのある人に聞いてみてください。きっと、いかに時間がかかるか、イライラするか教えてくれますよ。
メンバーシップ・サイトにアクセスするのにお金を払う人たちは、定期的にサイトのコンテンツが更新されるのを期待しますし、また、お金をもらっているのですから当然定期的に更新すべきです。
サイトを作るのがかなりうまく出来る人でも、定期的更新となると結構時間がかかります。
だから、うまく作れない人は、、、この件は忘れてください。
プログラマーを雇って、いろいろゴチャゴチャついたメンバーシップ・サイトを作ると、プログラミングに数か月かかったり、費用も数百万円にもなる場合があります。
それに、プログラマーを雇って一緒に仕事をするのはいろんな悩みの種にもなります。
全部自分でやろうとするよりも、自動請求機能や管理機能の一部をやってくれるサードパーティの会社に頼む人もいます。私もこれをやってみましたが、「悪夢」でした。一度使った会社が1年の間に3回も買収・売却されたってこともありました。
そんなひどい経験をした後に、「Memberstar™」というメンバーシップ・ソフトウェアを開発したのです。このソフトを使えば、メンバーシップ・サイトの立ち上げやコンテンツの整理が簡単にでき、管理作業が自動で行えます。
心配しなくてはいけないのは、いつも新鮮なコンテンツを提供し、新規メンバー獲得のために宣伝することだけ。この数年間、私たちはこのソフトの機能を常に向上・更新しています。
今回の内容は、いかがでしたか?あなたも、メンバーシップ・サイトを立ち上げてみてはどうですか?
―ヤニク・シルバー
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