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リストの作り方part-4

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From:小川忠洋

From:小川忠洋 

「私の工場を取り払ってもいい。顧客リストだけ残してくれれば90日で同じものを建て直す事ができる」と言ったのは確か世界で最初の億万長者、アンドリューカーネギー。

マーケターとして、インターネットで何かを売ろうとする時、最初にやらなきゃいけないのは、見込み客のリストを作る事だ。そして、そのリストが一度できてしまえば、たとえ、セールスコピーが下手だったとしても、マーケティングが下手だったとしても、なんとかやっていける。

あなたがセールスコピーのライティングを習った事があるなら次の事は知っているだろう・・・セールスコピーで最も大切なのはコピーそのものではない。
1にリスト、2にオファー、3にコピーそのものなのだ。

そういう訳で、このコーナーを先週からスタートしている訳だけど、(part-1,part2,part3はこちら)スタートした時は、まさかpart-4まで続くとは思っても見なかった。しかし、どの方法を使うにしても、リストの作り方をたくさん知っておく事はとても大切。

では、最後のコーナーを始めよう・・・

メルマガ広告
メルマガ広告はご存知の通り、誰かのメルマガであなたのサイトの広告を出す事。メルマガの文中に5行から10行くらい書くヘッダー・フッター広告と、そのメルマガでまるまるあなたのサイトを宣伝する号外広告とある。

長所:
ターゲットにマッチしたいいメルマガだったら、費用対効果がいい。メルマガ広告を募集しているメルマガを見つければスグにできる。

短所:
費用対効果がいいか悪いかを判断するためには、一度、やってみないと分からない。ほとのどのメルマガ広告は反応が取れなくなっている。結果、反応の取れるメルマガには広告が集中する。クリック数、クリック率は年々落ちている。さらにメルマガ広告をやっている媒体を探すのが大変。

JV
ジョイントベンチャー(JV)は恐らく一番簡単でスグにできて、さらに効果も最も高い、理想的な方法だ。JVとは元々、別々の企業がお互いの利益のために協力しあう事を言う。が、ここでは、要するにJV相手にあなたのオファーを紹介してもらう事を言っている。

長所:
効果抜群。少ないJV相手でも十分な結果が得られる。ほとんどのケースで、そのキャンペーンで出た利益を分けあう、というパターンなので、リスクがない。

短所:JV相手を見つけるのが大変。見つけたとして、その相手にあなたのオファーを出してもらうように説得する必要がある。

しかし、大変とは言っても、他のやり方に比べたら、圧倒的に簡単だ。ポイントはどうやってJV相手を探すか?という事だけど、ここで一番大切な事を言っておこう・・・それは、、

JV相手は100人も必要ない

と言う事。いや100人どころか、50人も必要ない。10人も必要ない。5人以下でも十分だ。実際、JVは最初は、たった一人のJV相手でいいのだ。たった一人のJV相手とwin-winの関係を築く事がとても大切。最初から、100人集めようとか考えてしまうと、思考停止、行動停止になってしまうので注意。

たった一人のJV相手でもあなたのリストを増やすスタートにはなるだろう。そして、それが成功したら、それにレバレッジをかけるのだ。とても強烈なので常に意識してやるべきだ。全ての方法の中で最もおすすめ。

バイラルマーケティング
バイラルマーケティングとは、いわゆるオンラインの口コミのようなもの。コレを説明するのは非常に難しい。例えば、一昔前の話だけど、hotmailというフリーメールが普及したのはこのバイラルマーケティングのおかげだ。hotmailでメールを送ると、メールの文中の最後に「hotmailで無料メールアカウントを作る」というリンクがあった。

それをクリックして、hotmailを使ったユーザーはまたhotmailでメールを送る。するとその文中にも同じように「hotmailで無料アカウント・・・」というリンクがでる。これが延々と繰り返される。

youtubeなんかもそう。「面白いビデオがあるよ」と友達に教えると、それはyoutubeのサイトにあったりする。そして他のビデオも見れる。スカイプなんかもそう。スカイプを使えば無料通話ができる。でも、相手もスカイプを持っていないといけない。だから、「スカイプ入れたら?」という会話が起きる。などなど。例にあげるとキリがない

コミュニケーションをするためのソフトウェアやサービスで最も効果的に使う事ができるが、実際、これ系のソフトやサービスはスタートアップが高くつく。ま、何百万とか何千万人クラスのヒットを狙わないのであれば、色々なパターンで作る事ができる。

長所:ヒットすればほとんどコストゼロで大量のリストが集まる。

短所:ヒットさせるーコントロールするのがーめちゃめちゃ難しい。どんな事だったら人は驚いて、友達とかにも言いたくなるのか?考えないといけない。

共同登録
共同登録とは、複数のメルマガが協力して広告をだし、「このメルマガのウチどれかに登録する」とプレゼントがもらえる・・・みたいな感じ。 例えば一時はやった無料レポートスタンドのようなもの。「無料レポートをダウンロードするためには、これらのメルマガのうちどれかに登録しよう」みたいな。

長所:かけるお金の割にはメルアドがたくさん集まる。

短所:そのメルアドの質が極めて悪い。さらに言えば、「登録した覚えがない」などでスパム扱いされる可能性もある。

はっきり言ってあんまりおすすめできない。が、アイディアとしてはとてもすばらしいので、いろんな工夫をして、メルアドの質をあげるようにすれば、使えるだろう。

さて、こんなもんかな。いろんな方法があるけど、一つ大切な事は、「メルアドの価値はどれも一緒じゃない」と言う事。メルアドの価値は、その取得方法によってかなり変わる。

例えばJVで誰かに「○○さんの無料レポートは素晴らしいですよ!」と紹介してもらったのと、共同登録かなんかで「このプレゼントを受け取るためには、このメルマガに登録しないといけません」で来たのでは、明らかに、全く価値が違う。前者はあなたやあなたの商品、メルマガなどに興味を持ってくれて付き合ってくれるだろうが、後者はきっと登録した瞬間、解除。みたいな感じだ。

もう一つ。これは一般的な法則として覚えておいたほうがいい。

お金をかけるか時間をかけるか?

あなたのサイトにアクセスを集めるには2つの方法しかない。一つはお金をかける。一つは時間をかける。あなたがある程度、資金があるなら、お金をかける方をオススメする。その方が手っ取り早いし、ビジネスのスピードもあがるからだ。しかし、あなたが投入する資金が少ないのであれば、時間をかけて地味にやっていくしかない。

覚えておいたほうがいい・・・

無料のアクセスは結果的には高くつく。

どの方法が優れているとは言えないが、PPC、アフィリエイト、JV、などは結構、コントロールがきくし、アクセスのボリュームが大きいので基本軸として押さえておく事をおすすめする。

さあ、あとは本当に、あなたの作ったページを何人に見せることができるか?だ。コレ以外にもいろんな方法があると思うが、まずはこれらをひとつずつ考えてみて、自分に合った方法からスタートしよう。

大切なのは「自分に合った」方法からスタートする事だ。どんなに素晴らしい方法だったとしても、自分がやり方が良くわからなかったら、結局、時間がかかってしまう。

アフィリエイトから始める人もいるだろうし、PPCから始める人もいる。JVから始める人もいるだろうし、中にはSEOからと言う人もいる。大切なのは、何が自分に合っているか?そして、その方法で、最初のエンジンをかけることだ!

小川忠洋 

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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