From:寺本隆裕
新しい期が始まりましたね。
新卒ではありませんが、ダイレクト出版にも新しく、コピーライターが入社することになりました。
僕らは積極的に、優秀なコピーライターを獲得していきたいという思いはあるのですが、一方「コピーライター」としての正社員の採用枠は公式には用意していません。
つまり今週から入った彼は、「裏口」入社ということになります。
「裏口」はどこにある?
実は彼は、元々僕らのお客さんだったのです。
彼は《ザ・レスポンス・コピー》や【ザ・レスポンス】の関連商品をたくさん買ってくれていましたし、「パートナー養成講座(現:コピーライティング虎の穴)」にも、高額を支払って参加してくれていました。
そういったところでコミュニケーションを密に取り、実際にコピーの仕事をお金を払ってお願いしたり、プロジェクトも一緒にやりながら、人間関係を深めていったのです。
そして、本人からも希望があり、所定のテストにパスしたため、ダイレクト出版に入社することになった。というわけです。
一般には募集はしてないけど、密にコミュニケーションをしてたからそんな話になった。
「裏口」はこんな感じでしょうか。
彼の他にも、今、コピーをお願いしているコピーライターが何人かいます。
で、彼ら全員の共通点は、ライティングのスキルが高いということはもちろん、
ずっと僕らと「会える場所」に来てくれて、コミュニケーションを取り続けている、ということにあります。
実際彼らは、僕らとコミュニケーションを取るために、(つまり、「会って」話すために)平日に別の仕事があろうが(会社員であろうが)、場所が遠かろうが(九州や関東に住んでいようが)、経済的に厳しかろうが、夜行バスなどを駆使して、なんとか駆けつけてくれるのです。
そういった意気込みやヤル気。
そして、「仕事とは人間関係でするものだ」という価値観を共有している人であるからこそ、こうやって仕事を依頼したいと思うのでしょう。
もしコミュニケーションのスキルが低かったり、コミュニケーションを取ることを億劫がったりする人なら、たとえライティングのスキルが高かったとしても、仕事をお願いすることはありません。(電話やメールのやり取りだけで済ませようとする人たちですね)
これを書いていて、フと、少し前のことを思い出しました。
最近ではだいぶ少なくなりましたが、数年前は僕らの「ネットで売る」やり方について、勘違いしている人がたくさんいたのです。
つまり、「ネットで売る」のは、何やら一種「バーチャルな」錬金術のように感じている人です。
どこどこのサービスを契約して、どこをクリックして、ブログに何を貼り付ければ、お金がチャリンと入ってくる。
そんな感覚を持っている人たちです。
パソコンの前に座って、「何かを」パチパチとやる。
つまり、パソコンさえ相手にしていれば、お金が儲かるのだと…
しかし現実は、もちろんそうではありません。
お金が儲かるということは、誰かが何かを買ってお金を払っているということです。(誰かが売っているということです)
そして、ネットを通じて売るというのも、対面セールスで売るというのも、
結局は、人が、人に売るというのは全く同じ。
ネットやパソコンは、売り手と買い手のコミュニケーション「手段」の1つに過ぎないのです。
僕が「ネットビジネス」とは絶対に言わないのはそのためです。
「ネット」は「ビジネス」でもなんでもなく、売手と買手のコミュニケーション手段の1つだからです。
もしあなたが、インターネットでビジネスをしているなら、あるいはしようとしているなら、、、
絶対に、パソコンとやり取りをしてはいけません。
テクニックや「ネットだからできること」におぼれてはいけません。
インターネットはコミュニケーションの「手段」です。
画面の向こうにいる「人」とコミュニケーションをしているんだ。ということを忘れてはいけません。
おっと、コピーライター入社の話から、ちょっと変わってしまいましたね、、、
PSインターネットの場合のコミュニケーションは全て「文章」。
そして、対面セールスとネットでのセールスが違うのは、ネット上の「文章」は、あなたの代わりに、何千人、何万人の人に、同時に語りかけ、同時にコミュニケーションすることができる。
ということです。
そこが「手段」であるインターネットが、「単なる手段」ではない理由です。
そのパワーを使いたいなら、、、↓http://www.theresponse.jp/business_school/consulting/entry.php
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